2014-09-27

オフショアジギング開始に向けて(2)ロッド編①

前回は、私がオフショアジギングにチャレンジすることにした経緯をお話した。

実のところエサ釣りのキャリアはそこそこ積んできたので、ルアーなんてリールも流用(エサ釣りで使っているリールを)できるし、たいした事はなかろうというのが正直な気持ちだった。

ところが、ところが、情報収集を始めてみると、?????解らないことだらけ…。
何がどうしてこうなるの?意味不明…の連続。
事実、右も左もわからない有りさま。
  • ロッド
  • リール
  • ルアー(メタルジグ、ホッパー、ダイビングペンシル)
  • サイズ標記や用語
  • ノット
  • フック&アシストフック
  • ルールやマナー
しかもだ、エサ釣りではごく当たり前に「HowTo」情報が雑誌やWebで入手できるのだが、これら情報源が極めて少ないのだ。

そこで、少しでも後進の方々の参考になれば、という想いで「オフショアジギング開始に向けて」というタイトルで私なりの考察を残すことにした。

何分にもジギング初心者なので、間違った認識も少なからずあると思うが、ご容赦願いたい。
また、ベテランの方には適切なご指導(コメント書き込み)をお願いしたい。

さて、前置きはこの位にして、今回はイの一番、ロッドについて触れてみます。

前回をご覧の方はご承知のことですが、私のオフショアジギングで最初に狙うのは東京湾サワラです。
サワラをジギングで釣るには大きく2通り。

①通常のジギング(バーチカル≒縦方向のメタルジグ)
②キャスティング(鳥山やナブラを見つけた場合のトップウォーターミノーなど)

当然、タックル(ロッド)は釣り方に応じ、2通り準備するのがベストだ。
例えば、ジギングタックルしか船に持ち込まず、キャスティングシーンが訪れたら指を咥えて見てるしかない。

そこで、初心者なりの発想として、通常のジギングタックルをスピニングで揃えれば、両方(ジギングとキャスティングに)対応できるじゃん、とベテランに相談したところ、「それは絶対駄目じゃないけど、届かないし(飛距離が出ない)、ルアーチェンジ間に合わないよ」という回答が返ってきた。
成程である。

そんな経緯で、まず私はキャスティングタックル、ジギングタックルの検索に着手したのだが、またまた壁にぶち当たることになる…。
メーカーが多くて、訳がわからない!

エサ釣りは、現在、2大メーカーが完全業界を牛耳るような構図となっており、タックルも魚種毎のラインナップ化が進んで成熟度が高い。
一方、ジギングロッドは2大メーカーも参戦はしてはいるが、小規模なロッドメーカーの支持率も比較的高く(エサとの比較)、選択肢が広い。
これだけでも知られたメーカーだけ(リンクを貼るだけで疲れた…)。
何年かジギングを経験すれば、メーカー選びも適切なアドバイスもできるようになるかもしれないが、初心者は絞るだけで一苦労だ。

但し、各メーカーの情報を見比べるなかで見えてくるポイントが幾つかある。
まず最も注目した点は、どのメーカーも上位機種はチタンガイドが入っているだけで、ブランクス性能は汎用機種も恐らくは同じスペックだということ。

上位機種は概ね定価が5万円もするのだが、初心者には必要ないだろう。
チタンガイドのコスト-2万円して、3万円位の機種でもブランクスは上位機種と同じなのだから充分過ぎるし、敢えてもうワンランク落としても問題ないだろう。

次に驚いたのは、値引きがされないことだ。
エサ竿は、店頭販売(実勢)価格は概ね定価8掛け(-20%)が相場だが、ジギングロッドは小規模なメーカーが多いためか、業慣習そのものがエサとは異なるようだ。

そして、驚きは更に続く。
全てのメーカーに共通した現象なのだが、HPの製品ラインナップに掲載されているロッドでも「売り切れ」ばかりで購入ができない。

エサ釣りの業界では滅多にない現象なだけに、非常に困惑する。
小規模メーカーは国内生産&製造ロットが小単位なこと、需要規模が(オフショアジギングを楽しまれる方の人口も)小さいことから流通量が少ないのだ。

更には、保証のないメーカーもあるようなので、新品を購入する場合、メーカー選択のファクターとして欲しい。

斯くいう私は、安物買いの銭失いが嫌いだが、資金的なことも含め、明確な判断基準がある訳ではないが、メジャークラフト、シマノ、ゼニス、スミスあたりにメーカー選択を絞り込んだのだった。
つづく

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