2014-04-13

竹岡沖のアカメふたたび

私が湾フグでメインに使う釣宿、又次郎丸(上総湊)さんが廃業されてしまった…。

萎びた港、定員6名という小型の船、当然、操舵室なんてないから船長とおしゃべりしながら釣りをする長閑さが何とも言えず、足繁く通っていただけに本当に残念だ。

野毛屋が「日本初!アカメ乗合い」なんて宣っていたのは記憶に新しいが、又次郎丸さんはその遥か昔から冬場はアカメ専門で上総湊~竹岡沖を狙いで出船している。
東京湾アカメ釣りのパイオニアだ(※アカメフグとは正式にはヒガンフグです)。

そんな竹岡沖のフグ釣りが忘れられず、上総湊の別船に問い合わせを入れるも、「仕立であれば…」とつれない返事ばかり。

しかたがないか、と半分諦めていたところ、とあるブログに気になるコメントがあった。
竹岡狙いで鴨居の一郎丸さんがフグ乗合を出していると…。

この情報を得たとき、恐らく破顔一笑、ずいぶん目尻が弛んでいたと思うが、手はそそくさと携帯を取り出し、ダイアルをプッシュしたことは言うまでもない。
こんな経緯で、竹岡沖のアカメをふたたび狙う夢が叶ったのである。
カワハギ釣りではお馴染みの竹岡沖です
一郎丸さんもアカメをメインに狙うだけあって、又次郎丸さん同様、漁礁周り、根周りを攻めていきます。
当然、根掛りは必須で、当日私はラインブレイク4回、カットウを9個ロストしました。

理解に苦しむ数でしょうが、私の中でフグ釣りはエサ釣りよりもカットウの方が圧倒的に掛りがいいこと。
更に、アカメはこの投資に対し、十分な価値があると考えていることから、敢えてカットウで狙います。

それにしてもロスト多過ぎですかねぇ?
次は、仕掛けにもう少し工夫をしますが、この写真のサイズが釣れれば納得なんじゃないかな?
当日はベタ凪で、風もそよそよ。
細かいアタリも取れる筈なんですが、如何せん活性が低い!
7:30出船で、10時過ぎに漁礁でやっと片目が開き、更に1尾追釣。

午後になって根周りで小型を1尾拾ったが、その後は音なし…。
3尾で沖上がりとなりました(トップ6尾)。
それでも、久々の竹岡沖でアカメを狙うことができ、大満足な釣行でした。
夏の白子入りショウサイフグは別船にお世話になるかもしれませんが、アカメは暫らく一郎丸さんにお邪魔することになると思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿